2007年12月16日日曜日

ubuntuのOpenOfficeでアンチエイリアス

ubuntuのOpenOfficeはメニューがビットマップフォントで表示され、本文も10ポイント程度の小さい文字はビットマップになっています。
他のアプリはアンチエイリアスの効いたアウトラインフォントなのにOOoだけがビットマップ、というのも寂しいのでこれをアンチエイリアスの効いた状態になるようにします。

メインメニューの上で右クリックし、メニューの編集を選択してクリックし、OOoの項目のプロパティを編集して、コマンドの部分に、
env SAL_EMBEDDED_BITMAP_PRIORITY=0
を追記するだけです。ooffice -writer %Uとなっていたら、
env SAL_EMBEDDED_BITMAP_PRIORITY=0 ooffice -writer %U
ですね。
これで綺麗なフォントでOOoが表示されます。

適用前


適用後


2 件のコメント:

  1. おわ!すごい!!!
    こんな簡単に解決するなんて...
    なんでデフォルトでこういう設定になってないんでしょうか?
    というか
    env SAL_EMBEDDED_BITMAP_PRIORITY=0
    ってこれってどんな意味なんですか?

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  2. コメントありがとうございます。
    環境変数SAL_EMBEDDED_BITMAP_PRIORITYに値を0をセットする。ですね。
    フォントに埋め込まれたビットマップフォントの使用優先度を下げる。つまり事実上使わないようにする。です。

    OOoで小さい文字にビットマップが優先されるのは、中国圏など漢字文化ではアンチエイリアスだと文字が潰れて判読しにくいからだと聞いたことがあります。
    ひらがなカタカナ混じりの日本語はわりあい平気な感じですけどね。

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