複数の辞書を使用しているので、uim-skkとDDSKKで両方で使用したいというのもありますし、メモリの節約にもなると思ったからです。
とりあえず、ubuntuのリポジトリに複数の辞書を扱えるskkserverは、skksearchしかなかったので、skksearchを入れました。
sudo apt-get install skksearch tinycdb skkdic-cdb
ちなみにうちの環境では、skksearch を入れたら、らnetkit-inetdからopenbsd-inetdに変わりました。
skksearchはcdb形式の辞書を扱いますので、手持ちの辞書をcdb形式に変換します。
cd /usr/share/skk/また手持ちの2ch辞書、顔文字辞書、カタカナ英語変換辞書、をそれぞれ同じようにcdb形式に変換しました。
sudo skk2cdb SKK-JISYO.L SKK-JISYO.L.cdb
次に /etc/skksearch.conf を開いて、
cdb:/usr/share/skk/SKK-JISYO.cdbな感じで使用する辞書を登録。
cdb:/usr/share/skk/SKK-JISYO.2ch.cdb
cdb:/usr/share/skk/SKK-JISYO.KAO.cdb
cdb:/usr/share/skk/katakana-eigo.jisyo.L.cdb
事前準備が出来たので、inetdを起動する。
sudo /etc/init.d/openbsd-inetd start念の為、~/.skk に、
(setq skk-aux-large-jisyo nil)と書いておいて、Emacsを起動。おもむろにユーザ辞書にない単語を入力してみて、変換。
瞬時に変換候補が出た。以前のように初回辞書読み込みが発生することもなく、あっという間。
う〜ん、素晴しい。こんなことならもっと早くやれば良かった。
uim-skk の方は、uim-pref-gtk で、辞書ファイルの変わりにSKKサーバを使用にチェックを入れるだけ。
これで複数の辞書を、EmacsのSKKとuim-skkとで共通に利用できて、Emacsでも初回辞書読み込みに待たされることもなくなった。
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