2007年10月21日日曜日

Gutsy にアップデートメモ

18日に7.10 Gutsy がリリースされたのでさっそくアップデートしてみました。
ubuntu開発チームとJAチームに心から感謝を!

さて、公式サイトに手順どおりにアップデート開始。
長い時間の果てに失敗しました。orz
まあ、6.06からアップグレードし続けてきた環境なので、いろいろゴチャゴチャになっているので失敗してもおかしくはないんですけど、悲しい・・・

  • 新しいカーネルで起動失敗する
    device-mapper がエラーを吐いてドライブのマウントが失敗し起動出来なかった。調べたら、evms が悪さをしているらしいので削除して再起動。無事起動成功。

  • ネットに繋がらない
    ネットに繋がらなくなった。ping は通るのに。調べたらfirestarterが悪さをしていた。いったん削除して入れ直して解決。

  • compiz の設定
    今までberylにドライバは envy を使っていれていた環境だったので、リストラクチャドモジュールを入れてから、制限付きドライバのインストールでnvidia-glxをインストール。
    今度からXorg.confを編集せずともGUIなインターフェースで気楽に設定できるようになったので、かなり楽々と画面まわりの設定が出来た。
    メインメニューのシステム→設定→外観の設定から視覚効果でExtraでcompizが無事動いた。
    ただこのままでは細かい設定が出来ないので、
    sudo apt-get install compizconfig-settings-manager
    で設定ツールを導入。berylほどではないがかなりの設定ができるように。
    あとは beryl-manager みたいなトレイアイコンツールがあればいいんだがubuntuにはまだリポジトリにはないみたいだ。

  • itunesサーバが動かない
    mt-daapd とmdns-scan を使っているのだけれど、mdns-scanfirestarterが有効になっていると動かない。なんでやねん。とりあえずfirestarterを無効にすることで回避。

  • homeディレクトリに日本語のディレクトリが勝手に出来ていた
    「テンプレート」「ドキュメント」「ビデオ」「音楽」「画像」「公開」などの日本語のディレクトリが出来ていた・・・なんじゃこりゃ。マイクロソフトの製品じゃあるまいし。日本語入力システムがなかったらどうアクセスしろというんじゃーぼけ〜
     どうやら Portland という標準化規格ができてそれのせいらしい。ようはどのディストリでもWindowsでもMacOSXでも共通に「ドキュメント」とか「ビデオ」とか「画像」とかのディレクトリにアクセスできる手段を提供しようということらしい。
    大きなお世話だ。
    ~/.config/user-dirs.dirsの中に設定が書いてある。ここを修正すればいいみたい。

  • フレームバッファがblacklist入り
    フレームバッファモジュールがロードされているとハイバネートがうまくいかないらしく、blacklist入りになっていた。直接コンソールを使う機会もあまりないから、まぁいいか。

  • Firestarterがよく落ちる
    Firestarterがコアダンプする。なんだろうねー不安定だよね。


とまあこんな感じでトラブりましたが無事動いていますw
でもpython2.4とか残ってて、削除したけど、他にも使ってないファイルが残ってそうだなあ。
次の? LTS版を入れるときはクリーンインストールですね。

ちなみに劇的にアプリの起動が早くなりました。なんだこれは〜w compiz も快適に動作しているようで今後に期待。
もうしばらくして様子をみたらemacs22を入れてみるかな。

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