暗号・復号化をemacsの一機能としてシームレスに動作させることによってとても使い易いGnuPG環境が構築できます。
- メリット
- emacsからGnuPGを透過的に扱える。
- 選択範囲を暗号化できる
- 暗号化ファイルを開くと自動的に復号化されて編集できる
- 同じくファイルを暗号化できる。
- DiredでGnuPGが操作できる
インストール
リポジトリに入っているのは、0.0.8と古く、範囲選択の暗号化がうまく動作しないので こちらから easypg_0.0.12-1_all.deb を落としてきてインストールします。落としてきたdebパッケージをダブルクリックで実行するか、端末から
sudo dpkg -i easypg_0.0.12-1_all.debするだけ。設定は特になし。
使いかた
例.
emacs hogehoge.gpg として拡張子gpgで新規ファイルを開く。適当に文字を入力したら、保存する。すると鍵の選択画面が出るので自分の鍵を選んで[OK]ボタンを押せば暗号化して保存してくれる。選択範囲を暗号・復号化する
範囲選択をし、
M-x epa-encrypt-regionで暗号化される。復号化は
M-x epa-decrypt-region
参照
2009/09/03:追記:
Emacs23からは標準機能として取り込まれました。apt-getなどでEasyPGパッケージを別途導入しているとEmacs23が正常に機能しないことがありますので注意をしてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿