Darについてはこちら。
- テスト用の作業ファイルを作る
mkdir dar-test
cd dar-test
touch aaa.txt bbb.txt ccc.txt
echo "aaaaaaaaaaa" > ccc.txt
cd ~/ - バックアップしてみる。
-cはアーカイブ名を指定します。dar -v -R ~/ -c test-full -g dar-test/
-vは詳細表示してくれます。-Rはバックアップする時のルートディレクトリを設定します。-gはバックアップするディレクトリを指定します。 - 確認する
バックアップが成功すると、-cでつけた名前の後に.1.darが付いたファイルが作られます。
で、バックアップされたリストが表示されます。dar -l test-full
- ファイルを編集してみる。
などとして、ファイルを編集して見ます。rm dar-test/aaa.txt
echo "bbbbbbbbb" >> dar-test/ccc.txt - 差分バックアップしてみる
前回のバックアップ以降更新されたファイルをバックアップしてみましょう。
-Aオプションで、基準となるバックアップファイルを指定します。dar -R ~/ -c test-diff -A test-full -g dar-test
test-fullを基準としてそれ以降に更新されたファイルをtest-diffというファイルにバックアップします。 - 差分されたファイルを確認する
きちんと更新されたファイルがバックアップされ、削除されたファイルには削除マークがされていますね。dar -l test-diff
-asオプションを付けると、前回以降更新されたファイルだけを表示することが出来ます。dar -l test-diff -as
- リストアしてみる
rm dar-test/* して、dar-testディレクトリ内をいったん空にしたら、いかのコマンドを実行してみてください。dar -x test-full
- 確認してみる
削除したaaa.txtがあることや、ccc.txtのサイズに注目してください。ls -l dar-test
合計 4
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 0 2007-08-27 23:40 aaa.txt
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 0 2007-08-27 23:40 bbb.txt
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 12 2007-08-27 23:40 ccc.txt
- 確認してみる
- 差分ファイルをリストアしてみる
-waは問い合わせを抑制します。dar -wa -x test-diff
- 確認してみる
削除したaaa.txtが削除されています。ccc.txtも編集したサイズになっています。最新の状態に復元されました。ls -l dar-test
合計 4
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 0 2007-08-27 23:40 bbb.txt
-rw-r--r-- 1 hoge hoge 22 2007-08-27 23:59 ccc.txt
- 確認してみる
とまぁ駆け足で説明してみましたがどんなものでしょう。大体の感じが掴めたでしょうか。
よく使うオプションは~/.darrcに記述できますのでいろいろ試してみてください。
以上。
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