現在feistyではemacs21が提供されており、先ごろ公開されたemacs22はubuntuの次のバージョンであるGutsyで正式に提供されるようです。Gutsyは10月18日にリリースされる予定です。
ですがemacs22でも日本語のアンチエイリアスはサポートされていません。
ubuntuで他のアプリは綺麗なフォント表示なのにEmacsだけは汚いビットマップフォントだとお嘆きの方はEmacs23を導入してみましょう。ただし、emacs23は開発版ですので、その点十分に理解して使ってください。
さて、Emacs23を自前でビルドするのもいいのですが、幸いなことにしてemacs23をubuntu用にビルドしてパッケージ化してくれている人がいます。ですのでこちらにお世話になった方が楽だし便利なのでお世話になっちゃいましょう。
パッケージのありかと導入手順はこちら
導入後の基本設定。
無事インストが完了したら、~/.emacsに以下のように追記します。私はemacs21と併用しているので、(cond ( (string-match "^23\." emacs-version)でバージョン判定を入れています。; emacs23 用設定
(cond ( (string-match "^23\." emacs-version)
(cond (window-system
(set-default-font "Bitstream Vera Sans Mono-15")
(set-fontset-font (frame-parameter nil 'font)
'japanese-jisx0208
'("IPA モナー ゴシック" . "unicode-bmp"))
))))
設定が終わったら、emacs-snapshot-gtk として起動し、アンチエイリアス表示されていたら成功。されていなかったら、~/.Xresource に
Emacs.FontBackend: xftを書き込んで試してみてください。
なお、複数のemacsを入れていてemacsの関連付けが変わってしまったという人は、こちらを参照してください。
2008/06/11:追記:
ubuntu 8.04 からはリポジトリに取り込まれましたので、上記リポジトリの追加をしなくても
sudo apt-get install emacs-snapshot-gtkでインストール出来ます。
5 件のコメント:
前の日記でこのエントリーの要望を出した者です。自分のところでもうまくいきました。やはりアンチエイリアスが効いてるときれいでいいです。作業へのモチベーションにはこういうのは結構重要ですよね。
うまくいったようでなによりです♪
エディタは長時間中止するものですから、見栄えは重要ですよね。私もemacs21より23の方が長時間使っています。
もぅ今更Windowsの汚いビットマップフォントには戻れないw
s/中止/注視/
><
返事が遅くなってしまいすいません。
私のところでもubuntu+snapshotで上手くいきました。ただ、メイン環境のMandrivaではなぜかフォントがないといわれてまだ使えてません。22ではM+の12ポイントを使ってますが、これはこれで比較的見やすいかなあ、とか自分に言い聞かせてますけど(笑)。
WindowsではConsolasというフォントをMeadowで使ってます。このConsolasというフォントはVistaに標準でついてくるものだったと思いますが、プログラムを書くのにとても見やすいフォントだと思います。
一応WindowsにはMeadowを入れているんですが、放置してますw
emacsのフォントまわりは設定ややこしくて嫌ですね。Windowsはubuntuのフォントの綺麗さを経験してしまったらもぅダメですねw
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