ですがコマンドラインからファイルを削除する場合は、rm コマンドを使い、そして削除されたら綺麗さっぱりこの世から消えてしまって二度とその失なわれたファイルは返ってきません。
そこでコマンドラインからでもゴミ箱機能を使いたいっということで、 trash-cli の出番です。
trash-cli はコマンドラインからゴミ箱を操作するスクリプトです。類似のコマンドと違い、独自のゴミ箱を設けるのではなく、KDEやGNOMEのゴミ箱と連動します。素晴しい。
インストール
こちらからファイルを落してきます。落としたら展開し、展開したディレクトリに移動して、sudo python setup.py installとするだけでインストールされます。
使い方
使い方はとても簡単です。ファイルを削除する
削除されたファイルはゴミ箱に移動します。trash ファイル名
ゴミ箱の中身を見る
list-trash
ゴミ箱からファイルを復活させる
restore-trash実行すると以下のよう選択画面が出ますので、復活させたいファイルの番号を入力するだけです。復活させたファイルはちゃんと元の場所に戻っていることに注目して下さい。
0 2008-10-03 19:19:22 /home/foo/Desktop/po_dpkg-ja.po.org
1 2008-10-06 15:02:23 /home/foo/Desktop/1222662276502.jpg
2 2008-10-03 19:19:22 /home/foo/Desktop/po_dpkg-ja.po
3 2008-10-07 13:13:49 /home/foo/trash-test
What file to restore [0..3]: 3
ゴミ箱を空にする
empty-trash
指定した日数以前のファイルをゴミ箱から削除する
empty-trash 日数empty-trash に例えば 7 という数値を与えてあげると今日の日にちから7日以前のファイルをゴミ箱から削除します。
rm と置き換える
trash コマンドは rm コマンドと置き換えてこそ真価を発揮すると言えるでしょう。 ~/.bashrc にalias rm='trash'と記述し、
source ~/.bashrcとして即反映させます。以降 rm と打てば trash コマンドが実行されます。
*なおubuntuの次のバージョンである intrepid からはリポジトリに用意されていますのでインストールがより簡単になるでしょう。
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